題名:Re:教えてください名前:観光担当 kankou@daisen.gr.jp日時:平成 16年 06月 17日 21時 45分 36秒 | 掲示板へ |
「大山町誌」では昔から大山は大神の居ます山、すなわち「大神山」 であり、短縮して「大山」となったという考察をしております。昔 から言われており、単純ですが、特にそれ以上説得力のある説もな いだろうと思います。 一方、鳥取県には「○○山」を「○○せん」とよむ山がいくつもあり、他の地域ではないこととされています。 これも真正面からとり組んだ研究などは意外とみかけないような 気がします。 いくつかの資料にさらりと触れてあるところからすると、 恐らく仏教でいうところの聖地「須弥山」(しゅみせん) =カイラス山に見立て(とりわけ秀麗な大山の場合)、 そういう発音で呼ばれることになったのだろうなどと 言われています。現に大山の頂上の峰は弥山(みせん) と名付けられています(ただし、弥山という地名なら大山 に限らず各地にある)。 あるいは「せん」は「仙」に通じ、修験者が山にこもった 場所をさしているともいいます。 これからすると漢字のパズルと音(宗教性)と、単純に大きな 山(おおやま)の面から「大山=だいせん」という相関が 必然的にできあがっていったようにも見えます。 しかしいずれも絶対確実にこうだ、とはいえませんので、 ご了解ください。 |