題名:Re:山頂小屋アイゼンいついて名前:登山者その2 daisen@yahoo.co.jp日時:平成 17年 02月 04日 16時 44分 00秒 | 掲示板へ |
大山登山者さんの言われていることは昔からの山やの間では当たり前のことなんですけどもねぇ・・・。ごっつい手袋をはめたまま昔の紐掛け式のアイゼンを吹雪の中でいかに素早く装着できるか、出来るまでは冬山には入れなかった記憶があります。まして小屋の中までアイゼンを履いたまま入れる小屋は全国を見てもあまり例がないように思いますが最近はどうなんでしょうね。
ちょっと何年か前まで、平日に大山に登ろうものならば、トレースもなく、8時間歩き詰めで、ようやく6合目避難小屋に着いたとか、せっかく山頂まで着いたのに2階の入り口を示す棒の下が硬くて掘れず、あわてて6合目まで駆け下りたとか、今から思うと夢のような楽しい登山でした。 最近は6合目付近で、昨日買ってきたアイゼンのサイズが合わないとか、ワンタッチ式のつけ方がわからないとか、信じられないことが実際にあるんですよ。 先日の遭難騒ぎもそうでしたね。冬山に入るのに、ラジオ、無線、携帯さえも持たないで冬山に入る。5人パーティーで2人だけ遅れたから先に行って待っている。信じられないことです。リーダーの資質が問われても仕方ないことではないでしょうか。詳しいことはわかりませんが、反省すべき点はたくさんあるように思います。 どうか冬の大山を甘く見ないでください。せめて冬山に入るのであれば、それなりの訓練をして、しっかりしたリーダーに付いて、事故のない登山を心がけてください。小屋内でのアイゼンの脱着も外で行うのが当たり前ではないですか?あの掲示は小屋の管理者である鳥取県が掲示されたものですか?もしそうであれば掲示責任者を明記して欲しいですね。管理者である鳥取県が掲示をされているのであれば、遠慮なしに入れます。 事故があってからでは遅いんです。事故が起こると地元の方々をはじめ皆に迷惑がかかります。 最近の冬の大山山頂は信じられない事故が起こっても不思議ではない世界に変わりつつあります。下界のそのままの延長線上で考えて来られる登山者が増えてきています。 どうか事故の起きない無理のない登山をして欲しいと思います。 |